日本の酒3種類をドクターペッパーで割ったカクテルをつくりました。
お酒の原料は米、梅、芋とさまざま。
はたしてドクペとの相性はどうなるのでしょうか。
日本酒×ドクターペッパー
日本酒「ふなぐち一番しぼり」とドクターペッパーを1:1で割りました。
ちなみに日本酒とコーラのカクテルは「スプリングスパークル」と呼ばれます。
ふなぐち一番しぼりの特徴
ふなぐち一番しぼりは、缶入り生原酒の元祖。
「生原酒」とは、加熱処理も加水もされていない、醪 (もろみ)からしぼったままの酒のことです。
そのため甘くてコクがあり、またフルーティな吟醸香(ぎんじょうか)も楽しめます。
無加水なので19度と日本酒では高めの度数ですが、アルコール感はほとんどありません。
感想:味も香りも濃い
けっこう甘いです。
アタックはふなぐち、後味はドクペの甘さ。
意外にも、ふなぐちの吟醸香のほうがドクペより強いです。
お酒自体がコクのある甘口なので、食中酒には濃すぎるかもしれません。
評価点:8/15
飲みやすさ
★★★☆☆
コスパ
★★★☆☆
マッチング
★★☆☆☆
甘さの足し算にしかならなかった印象です。
お互いを引き立て合う感じではなかったので、マッチングは星2としました。
梅酒×ドクターペッパー
梅酒とドクターペッパーを1:1で割りました。
今回使った梅酒は「The CHOYA SINGLE YEAR(ザ・チョーヤ シングルイヤー)」です。
The CHOYA SINGLE YEARの特徴
紀州産南高梅を100%使用した梅酒。
アルコール度数は15度です。
1年以上熟成しているため、酸味と甘みがまろやかになっています。
とはいえストレートではさすがにアルコール感があり、甘みも強すぎてきついです。
ロックにするとアルコール感はあまりなくなり、甘さもほどよくなります。
ソーダ割りも人気の飲み方です。
感想:だいぶ甘いがキレはある
梅酒自体がけっこう甘いので、やはりだいぶ甘くなりました。
とはいえ梅の酸味のキレと炭酸のシュワシュワ感があるので、お酒が苦手な人でも飲みやすそうな感じです。
梅の香りが強いですが、ドクペのフレーバーもちゃんと感じられ、少し杏露酒っぽくなります。
評価点:12/15
飲みやすさ
★★★★☆
コスパ
★★★★☆
マッチング
★★★★☆
食中酒にはやや甘すぎるので、食後酒にするといいでしょう。
ソーダ水でさらに割ると飲みやすくなりそうです。
芋焼酎×ドクターペッパー
「クセにはクセを」ということで、本格芋焼酎代表・黒霧島(25%)で焼酎ドクターハイボールをつくりました。
今回は焼酎1:ドクペ2の割合で混ぜています。
黒霧島の特徴
口に入れる前から感じられるほど、芋焼酎特有の甘い香りが強い銘柄。
甘さはありますが、ベタっとした甘みではないので食事にも合わせやすいです。
ロックや水割り、ソーダ割りなど、いろいろな飲み方で楽しめます。
感想:甘くてコクがある。キレが欲しい
アタックから芋が香り、ドクペが追いかけてきて、最後に残るのは芋。
甘みが強く、コクがあって濃い。
甘みの濃さだけでいえば、ダークラムのときと似ています。
飲み口が重めなので、キリっと締まる感じがあると飲み飽きにくくなると思います。
評価点:11/15
飲みやすさ
★★★★☆
コスパ
★★★★☆
マッチング
★★★☆☆
レモンかライムがあるとキレが出てよさそうです。
芋が苦手な方でも、米焼酎や麦焼酎で試してみるのをおすすめします。